私立紅蓮学園 〜文化祭編6〜

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 「新ちゃんも苦労しそうだなぁ」
 「も?」
確かにそう聞こえたような・・・
いやいや、ここは気にしないようにしておこう
 「そうですね、でも新はああ見えて一本気なので」
 「ああ見えてって言うのは酷いね!」
 「そうですかね」
 「あはは、二人は本当に仲がいいね、少し妬いちゃうかな!」
 「それは・・・」
こちらのセリフでもあるのだけれど・・・
 「と、ともかく、これでようやく・・・」
 「?ようやく、どうしたの?」
 「その・・・二人きりになれましたね」
 「・・・」
 「・・・あの、炎先輩?」
 「ぷっ・・・あははははは!」
 「ぇ〜」
笑われてしまったぞ
 「ごめんごめん、今の言い方が何だかイヤラシかったから!」
 「い、いやらしいって・・・」
そうだったろうか?
ちょっとショックである
 「あ〜ほら、ごめんってば!それくらいでへこんじゃダメだよ!」
 「はぁ・・・」
そう言いながら炎先輩は俺の腕に自分の腕を絡めてくる
 「う・・・」
その押し付けられた膨らみをなるべく気にしないようにして
 「で、では、どこに行きましょうか」
何はともあれ、ここからが本当の文化祭だ
 「そう言えば、さっきどこか見たいって言っていませんでしたか?」
 「そうそう、あそこのたこ焼き屋!」
 「たこ焼き・・・ですか」
ベタだなぁ・・・
 「あ、今ベタだなぁって思ったでしょう!」
 「え?いえ、そんなことは・・・」
何故かこの人には隠し事ができない
妙に勘がいいのだ
炎先輩の場合、女の勘というより野生の勘と言ったところだろうか
 「たこ焼きを食べながら見る文化祭は格別なんだよ!」
 「はぁ・・・」
 「それに今はまだ一般客が少ないしねぇ」
 「え、何か関係があるのですか?」
 「お昼とか一般客が増えてくると、作りが雑になるからねぇ、所詮素人だし!」
 「なるほど」
何だから力説されてしまったので、納得してしまった
 「まぁ炎先輩の行きたいところならどこでもついていきますよ」
 「あ〜、だめだよ!」
 「え、何がですか?」
 「ちょっと今のもう一回言ってみて!」
 「えっと、炎先輩の、行きたい・・・ところなら・・・あぁ」
呼び方か
 「とりあえずその先輩っていうのをとってみよう!」
 「それだと炎、しか残りませんよ・・・」
 「嫌?」
 「嫌というか・・・その・・・」
 「仕方がないなぁ、じゃあやっぱり炎さんかな!」
 「それでお願いします、炎・・・さん」
 「あはは、じゃあ行こうか!」
 
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久しぶりだ
何だこの回・・・と思える回
本当にこんなカップルがいたら
ぶっ飛ばしたくなるよね
ははは

「この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体とは一切関係ありません」
ではまた次回〜
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