私立紅蓮学園 〜番外編14〜

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 「・・・うん、え!そういうことは先に言っておいてよ」
紗矢ちゃんの電話の声が聞こえてきます
何やら揉めているようですが
 「・・・そっか、でもちょうどいいかな、・・・うん、わかった」
 「ダメそうですネ」
 「そうでしょうか、私は逆だと思いますよ」
 「・・・うん、そうする、じゃあね」
電話を切って振り返った紗矢ちゃんは、満面の笑顔でしたヨ
 「どうでしたか?」
 「何だか両親でおばあちゃんの家に行くみたいで、ご飯は勝手に食べてくれって」
 「ね?」
 「なるほど・・・」
 「?とにかく、時間はたっぷり確保できましたよ」
そういう笑顔でしたか
 「どうせならご飯も一緒に行きたいですね〜」
 「ふむ、まぁそれは追々考えていきましょうか」
 「お願いしますね」
 「ではとりあえずは予定通りに、お茶ですかネ」
 「お二人はどこか行きたいところはありますか?」
 「マクホ、というのは寂しいですよね〜」
 「プロンテラまで行かなくてはならないじゃないですか」
あれ、お茶といえば何かを忘れているような
 「あ」
 「お、何かありますか?」
 「いえ、先ほど職員室に行ったときのことなのですが」
正義先生と米良先生に軽く誘われていたことを伝えると
 「ムーンセリスですか〜」
 「いいのではないですか?」
 「そうですネ、とりあえず顔くらいは出さないとですネ」
三人で学校を出て、真っ直ぐにムーンセリスへ
ちなみにムーンセリスというのは、紅蓮学園のすぐ傍にある喫茶店のことデス
エレさんという凄い美人が店主をしており、学校帰りに寄る(男子)生徒も多いみたいですヨ
 「実は私、ムーンセリスに行くのは初めてなのですよね」
 「あら、そうなのですか?」
 「私も友人と一緒に数回行ったことがあるだけですネ」
 「みなさんよい子ですね」
 「え?いや、そうでしょうか・・・」
 「ちょっとドキドキしますよ〜」
確かに、ムーンセリスは普通の喫茶店とは違う雰囲気を醸していますが・・・
 「とにかく入りましょう」
そのムーンセリスのドアを紗矢ちゃんが開けようとしたところ、ちょうど中からドアが開き
 「わ!っとと」
 「ん?」
 「おや、族君ではないですか」
族君が出てきましたが
 「愛奈か・・・あ、真尋先生こんにちわ」
それだけ言って族君はすぐに去って行ってしまいました
 「うわ〜、今のが族先輩ですか」
 「彼は大分変わりましたね」
 「そうでしょうか・・・確かに少しは丸くなったとは思いますが」
 「ふふ」
 「?」
改めて紗矢ちゃんを先頭に中に入ろうとしたところ
 「うわっぷ!」
さらに人が出てきて、その人の胸に紗矢ちゃんが顔から見事に突っ込んでしまいました
 「っと、すみません、大丈夫ですか?」
 「え?あ、は、はい!直樹先輩」
その人物は今日の話題にもあがった直樹君と
 「何?直樹の知り合い?」
警護対象である新さんデス
  
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ご存知族君・・・はすぐに退場してしまったが
新&直樹の登場回でしたとさ
まぁこの二人もすぐに退場予定なのだが・・・

「この物語はフィクションであり、実在の人物及び団体とは一切関係ありません」
ではまた次回〜
コメント

No title

ずっと居座り続けてやる(゚Д゚)!

No title

させぬ!
貴方の出番はもっと先に沢山あるのだヨ
我慢しなさい!
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