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小鳥が遊ぶ空模様~11~

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その後はいつも通りの日常があり、四コマ全ての授業が終わった
 「終わった~」
 「おつかれ」
最後の教室を出て新と軽く会話
 「にゅ~、つかれた」
新は伸びをしている
 「ん~・・・ぷはぁ」
 「でも新はこの後部活なんだよな」
 「うん」
 「さらに疲れるんじゃないか?」
 「全然だよ~、楽しいからいいの」
 「ほ~、それはそれは」
 「・・・え、続きは?」
 「いや、ただの感嘆詞」
 「あ、そうだ、今日の夜もじゅ~まの部屋行っていい?」
 「は?何でだよ、もう課題はないよな」
 「ほら、ゲーム見たいなぁって」
 「あぁ、それはだめだ」
 「ぇ~、何で~」
 「RPGなんだから貸したときの楽しみが減るだろ」
 「私はネタバレとか気にしないけど」
 「だめだだめだ、俺が認めん」
 「変なの・・・じゃあいいもん!」
 「それに俺は昨日の遅れを取り戻さないと出しな」 
 「程々にしなよ?テスト勉強あるんだし」
 「まだまだそのときではない」
 「だめだめ、私が認めないもん」
 「お返しのつもりか?」
 「えへへ」

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小鳥が遊ぶ空模様~10~

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 「ただいま」
 「おかえり~」
 「何の話をしてたんだ?」
 「もうすぐテストだねって」
当たった
 「そういやさっき言ってたな」
 「あぁ」
 「じゅ~まはべんきょうなんてしてないでしょ」
 「まぁな、そこは高校時代と変わらないだろう」
 「私は高校時代からちゃんと勉強してたもん」
 「にしては族に負けてたな」
高校三年の時三人同じ組だったが、族はいつもクラスで一位か二位だった
新も十位以内には必ず入っていたが
 「稜君も普段からちゃんと勉強してるって言ってたよね?さっき」
 「え、そうなのか?」
 「それは現在大学生になってからの話だ」
 「え?」
 「だよな、お前も一夜漬け男だったはずだ、昔は」
 「あぁ」
 「ええ!そうなの!?」
 「遊びたい盛りの高校生が面白くもないことを日頃からできるはずもない」
 「それなのに順位高かったの?ずるくない!?」
 「ずるくはないだろう」
 「全くやっていなかったわけじゃないんだしな」
 「それにオレが成績よかったのは三年の時だけだ」
 「そうなの?」
 「推薦のためだ」
 「そうか、お前推薦入試だったな」
 「ふ~ん、何となく納得いかないなぁ・・・」

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小鳥が遊ぶ空模様~9~

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 「ふぅ~、ごちそうさま」
 「でし」
 「た」
新のセリフの俺と族が続く
 「何~?それ」
 「見事な連携」
 「だな」
 「これからどうしよっか」
 「ふむ・・・まだ40分あるな」
 「移動を入れて30分だな」
 「理系の棟は軒並み遠いからな」
 「まったくだ、勘弁してもらいたい」
 「でも正門から言えば理系が近いよね」
 「正門から登校するやつなんて一割もいないだろう」
そう、うちの大学は多くの生徒が裏門から入る
というのも、電車の駅、学生寮、色々な店が何故か裏門側へ集中しているからだ
正門は一応大通りに面しているのだが、精々来るまで来る人間が使うくらいだ
さらに正門はくぐってから一番近くの建物に着くまで300Mも歩く
道中はただの雑木林だ
裏門は入ってすぐに文系棟があるにも関わらずだ
理系棟は裏門から入っても文系棟を超えてこれまた300M近く歩く
道中はグラウンド、野球場、ラグビ-場などがある
つまり理系棟はどこから入っても遠いというこの学校七不思議の一つだ
 「時間はあるけどどこかいくのも面倒だな」
 「じゃあ今日もおしゃべりして終わりだね」
 「悪くない」
 「っと、悪い、ちょっとトイレに」
 「うん、いってらっしゃい」
新と族を残して俺は席を立った

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小鳥が遊ぶ空模様~8~

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 「お待たせ~、あ、稜君やっほ~」
 「おぅ」
新が二人分の料理を持って戻ってきた
一つのトレイにうどんとそばとおにぎりがギリギリ乗っている
 「はい、じゅ~まの分」
 「さんきゅう」
 「何だ、二人分持たせたのか?」
 「む、そういえばそうだな、言ってくれれば取りに行ったぞ」
 「まぁ一つのトレイに乗ったから大丈夫だったよ」
 「悪かったな」
 「うん、稜君も買ってきたら?」
 「あぁ」
族が席を立ちレジへ向かった
 「何を買ってくると思う?」
 「ん、何が?」
 「族の料理」
 「ぇ~、わからないよ、ラーメンとか?」
 「違うな、回鍋肉定食」
 「何でわかるの?」
 「あいつは俺達と同じで食に拘らないけど、もし回鍋肉があるなら必ず頼むんだ」
 「そうなんだ、でもそれって拘ってるんじゃない?」
 「別にないならないでいいらしいが、まぁ拘ってると言えば拘ってるか」
 「へ~、よく見てるんだね」
 「単に昔からよく飯を一緒に食うからだろ」
 「じゃあ今までもずっと回鍋肉だった?」
 「だな」
そこへちょうど族が戻ってきた
トレイに回鍋肉定食を乗せて
 「な?」
 「本当だ」
 「?」

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小鳥が遊ぶ空模様~7~

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この大学はほぼ山の中にある
しかしそこそこ有名で大きい総合大学であるから人はかなり通ってきている
なので山を切り崩し増築も繰り返されている
校舎が増えるにつれ学食や図書館も増えていき
今のところ学食が五つ、図書館も三つある
その中でも最も古いのが先程の会話にも出た旧文系の学食だ
場所が学内の隅にあり、料理の種類も少ないのでいつも空いている
俺と新も族も食に拘りはないのでよくそこへ行くのだ
他に旧理系、新理系、新文系、そして生協とマクドナルドが入っている建物の五つだ
生協とマクドナルドは最近できたばかりらしく、綺麗で明るい
必然的に多くの生徒がそこへ通い、尋常ではなく混んでいる
 「どうするって?」
 「あぁ、一段落着いたら来るってよ」
 「旧文系?」
 「だな」
と、その話をしているとき、ちょうどマクドナルドの前を通った
外までの行列を作っている
 「よく貴重な昼休みを消費してまで並ぶよね」
 「本当にな」
 「時々食べたくなるけど、並んでまでじゃないよね」
 「空いてさえいれば俺は一日三食でもいいけどな」
 「あれ、じゅ~まマック好きだっけ?」
 「いや別に、でも早いし食べやすいから」
 「でも早さでは学食だよね」
 「だな、だから大学では行く意味がない」
もう一度行列に目を向けるが一向に減る気配がない
でも並んでいる生徒達はみな楽しそうに話をしてたりする
 「どういう神経してるのかね」
 「ほらほら、早くいこ」
 「あぁ」

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